はちみつは、天然のブドウ糖と果糖が多く含まれていて、ブドウ糖が多いほど結晶化しやすくなります。また、保管環境によっても結晶化のスピードは変わります。

元に戻すには、45℃以下で湯煎するのがおすすめです。高温で湯煎した場合、栄養素が損なわれてしまう恐れがあります。

はちみつには、微量のボツリヌス菌が含まれることがあります。乳児（一歳未満）は腸内細菌が少なく、ボツリヌス症を発症する可能性があります。一歳以上になると腸内も発達してくるので、食べても問題ありません。

法律上、賞味期限を記載していますがはちみつが腐ることは通常ありません。しかし、生ものなので風味や食感などの変化は生じます。

容器から取り出す際、スプーンなどに汚れ（付着物）がある場合はカビなどが発生することがあるので注意が必要です。

一般的によく言われているのが、「結晶化するか」「粘り気があるか」「値段が高い」「気泡があるか」「色が薄いか」などです。しかし、上記で判断することは非常に難しいです。悪質なものだと、収穫量を増やすために採蜜時期に砂糖水などを与えている場合があり、非常に見分けにくくなっています。

信用できる養蜂家さんから購入することをおすすめします。

生はちみつに比べ加熱したはちみつは、栄養価が損なわれたり、香りや味にも影響があります。

砂糖に比べて同量でもカロリーは2/3程度なので太りにくいですが、食べ過ぎれば太る可能性はあります。適量を心がけてください。